東京学芸大学土橋研究室版メシエカタログの作成
天文学研究室 学部4年 安藤深愛
メシエカタログの作成に挑戦しました!
学校での授業・学習資料作成等の教育目的の使用に限り、ご自由にご利用いただけます。詳細は教材の利用についてのページをご覧ください。
メシエカタログとは、18世紀にフランスの天文学者であるシャルル・メシエが彗星を探索する際、彗星と紛らわしい星雲や星団、銀河などを区別するために作られたものです。カタログに収められている天体はメシエ天体と呼ばれ、カタログされた順にM1、M2と表記されます。M110まで登録されていますが、中にはM102など未だ同定されていない天体も存在します。
土橋研究室では、東京学芸大学の口径40㎝の光学望遠鏡及び一眼レフカメラを使用して、メシエカタログの作成に取り組むことになりました。メシエカタログの中には多様な明るさの星団や星雲、超新星残骸、様々な銀河などが含まれるため、高校地学の授業だけでなく様々な教育現場での活用が期待できます。どの天体画像もjpeg画像で保存できるようになっています。著作権やクレジットを気にすることなく、より自由に教育現場で利用できる天体画像データとして、活用していただきたいです。
参考 AstroArts (AstroArts – Messier Guide メシエ天体ガイド)