1997年末 |
計画の立案。 |
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(実現の可能性を検討。)
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1998年末 |
本格的な準備の開始。 |
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(予算の獲得、DSSの入手、計算機等の立ち上げ、プログラムの開発、等。) |
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1999年 |
前半:プログラムの開発を一通り完了。 |
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後半:DSS上での星の検出作業、および、等級較正を行う。 |
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(約7億個の星を検出し、個々の星の座標と等級を約300枚のCD-ROMに記録。) |
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2000年 |
DSSの写真乾板毎に星数密度分布図を作成。約1000枚の写真乾 |
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板を合成し、天の川全域を網羅する星数密度分布図を得る。 |
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2001年 |
星数密度分布のバックグラウンド(暗黒星雲の無い場合の星数密 |
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度分布)を測定。このデータをもとに、減光量分布図の作成を開始。 |
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2002年 |
天の川全域の減光量分布図完成。これをもとに、暗黒星雲の探査 |
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を行う。合計5289個の暗黒星雲を検出する。個々の暗黒星雲について、座標、広がり、減光量を精密に測定し、暗黒星雲のカタログ作りを開始。 |
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2003年 |
カタログの作成作業を一通り完了。Lyndsカタログ等、過去の暗 |
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黒星雲 カタログとの対応表や、個々の暗黒星雲の詳細な分布図を作成し、カタログ 付きの暗黒星雲アトラスとしてまとめる。2003年12月、日本天文学会発行の学術雑誌 Publications of the Astronomical Society of Japan(通称PASJ)へ論文(暗黒星雲アトラス)を投稿。 |
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2004年 |
2004年8月、審査を経て論文が受理される。 |
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2005年 |
カタログとアトラスの綿密な点検を行い、PASJ編集部に最終原稿 |
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を送付。2月末、PASJ特集号として、暗黒星雲アトラスが出版される。 |